てっちゃんさん のプレオ購入記

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名前・性別てっちゃん 男性
居住地岡山県津山市
所有プレオ2001年式 ネスタG 4WD/CVT
購入時期など2001年3月
購入時に比較した車ライフ、バモス、ネイキッド
プレオ所有前の車歴ホンダビガーTypeX(1991.2〜)
1988年式スバルレックスコンビVickyII ECVT(1998.11〜2001.3)

■レックスコンビ、21世紀に入ると同時に玉砕…■

1998年6月、私は今の嫁さんと結婚した。そして同じ年の11月、嫁さんのお母さんからセカンドカー&嫁さん用にレックスコンビを車検付きでただで譲ってもらった。因みにお母さんは私の紹介で(というより、私が代理交渉して)ロゴを購入した。
このレックスコンビは550cc、当時主流だった4ナンバー車。そしてECVTであった。当時のCVTはまだまだ完成度が低く、発進・停止の度にギクシャクし、私などは停止する直前にはいつもNレンジに放り込んでいた。レスポンスも悪く、アクセルを踏んでも1テンポも2テンポも遅れる感じだった。音も大きく、2気筒エンジン+ベルト音で非常にやかましかった。

それでも、下駄代わりとして使う分にはなかなか悪くなかった。エアコンを入れるとガックリとパワーが落ちてしまうが、Sレンジに叩き込んでアクセルをガンガン踏みまくってやれば何とかなったし、ノンパワーのステアリングも別に支障はなかった(嫁さんには少々重かったようだが)。

お母さんは失礼ながらお世辞にも運転がうまいとは言えず、あちこちすり傷や凹みがあったが、それでもボディはしっかりしていた。

スバルのクルマは頑丈だなあ

と実感させてくれた。

翌年4月、長男が誕生した。尊敬する本田宗一郎さんから戴き、「爽一郎」と名づけた。
レックスコンビは4ナンバー車だったのでリアシートにチャイルドシートを載せられず、やむを得ず首も座らないうちから助手席に、それも前向きで乗せていた。まあ近場の買い物程度ならいいだろうと思ったし、遠くに行く時はビガーで行けばよかったのである。

2000年8月、レックスコンビは車検の時期を迎えた。この時点ではまだ買い替えは全く考えていなかった。もう2年乗って、それからバモスでも買おう。あれは中も広いし、遊びグルマにはもってこいだ。アゼクトのエアロ付けて、15インチ履かせて…そう勝手に思いながら、車検を通した。2年持ってくれればよかったのでオイルとエレメント以外一切何も交換せず、ただ通しただけであった。ところが2001年の年が明けてから…

オイル漏れが顕著になってきた

のである。以前からその兆候はあったのだが、もう2年くらいなら何とか持つだろうとそのままにしていたのである。しかし…エンジンの下を見ると、まるで点滴のようにオイルがポタポタ…ガレージのコンクリートの床が黒く汚れていた。こうなると、直さない訳にはいかない。パッキンの経年劣化によるもので、古いクルマの宿命である。だが…予想外に金がかかる事が判明した。部品自体は安いものなのだが、エンジンをバラさなければならないため、工賃が莫大なものになってしまうのだ。さあ困った!

嫁さんとの緊急会議が開かれた。結論は案外早く出た。新車購入…今の新しい軽なら、

リアシートにチャイルドシートを載せられる。
家族で出かける時もそれで行ける。
高速だって走れる。
しかもビガーで行くよりその方がガソリン代も高速料金も安く上がる…

こうして、私の新車購入大作戦が始まった。

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■プレオに決まるまで■

レックスコンビの車検はたっぷり残っているので、焦る必要はなかった

2、3月は年度末の決算期でどこのディーラーも販売に力を入れてくる。

だから
1月半ば頃からボツボツとディーラー巡りを始め、
2月半ばから下旬辺りで勝負を賭ける

長期戦でいく事にした

この時点で候補として考えていたのは、先にも話したバモス、それからライフ、撥水シートや塩ビの床マットで汚れを気にせずガンガン使えるネイキッド(嫁さんはこれが一番気に入っていた)。ワゴンRは「出回りすぎている」という理由で夫婦とも最初から却下。そして、雪道での走りやすさ(晴れの国岡山であるが、津山市は県北部。30キロも走れば鳥取。冬はそれなりに雪が降るし、結構積もる時もあるのだ)を考え、4WDを選択する事にした。勿論 ABSデュアルエアバッグは言うまでもない。

さて、まずはダイハツから攻める。ダイハツとは20年来の付き合いで、私の母がダイハツの軽(クオーレ→ミラを2台)を乗り継いでいる。前年も私が代理交渉して(私は値引き交渉が大得意で、この時のレポートは全国誌に載った)買い換えたばかりである。その時のセールス氏(店長!)と商談する。…が、ミラの時とは打って変わって、「ネイキッドは片手(5万円引き)が精一杯なんですよね…」と、ノリが悪い。試乗してみるが、思ったよりエンジンがうるさく、乗り心地も今イチ。ネイキッドを本命と考えていた嫁さん、少々ガッカリ。

次はホンダ。バモスはやっぱり広い!ただ、「ボンネットが短すぎて何か怖い」嫁さんは言う。ライフの方はまあまあという感じ。強い印象はないが、悪くもない。3ATのハンディも思ったほどではない。ただ高速ではわからないが…取り敢えずスタイルはいい。内装はちょっとチャチだが…

しかし、見積りを見てあ然!ライフはまあ常識の範囲内だったが、バモスの高い事!NA、4WD、ABS付きの4ATでアゼクトのフルエアロその他諸々を付けると200万!これはとても軽の値段ではない。エアロをモデューロ(ホンダ純正)に変えれば幾らか安くなるが、それでもまだまだ高いし、バモスのモデューロ仕様は今イチカッコよくない。ライフはモデューロがよく似合ったが…どうやらライフが本命になりそうだ…そんな時ふと、

そういえばプレオもあったな…と思い出す。

レックスコンビの車検はビガーのディーラーで通したのでスバルとは深い付き合いはなかったが、レガシィやインプレッサを何回か試乗に行き、その時顔見知りになったセールス氏がいる。まあ一応行ってみるか…そんなノリでスバルへ。

初めてプレオ(ネスタGスペシャルだった)に試乗する。「あっ、これ乗りやすい!」嫁さんの第一声である。

  • 4気筒なので静か。
  • クラス唯一の4輪独立サス。
  • CVTも大幅に進化しており、違和感が全くない。
一言で言えば、軽らしからぬ質感の高い乗り味なのである。まるで1クラス上のクルマに乗っているようだ。クルマド素人の嫁さんでもわかるのだから、まさに目から鱗…である。但し、セールス氏は今イチ無愛想だったが…

* * * * *

ライフプレオという事で方向は固まった。因みに

ライフはメヌエット、プレオはネスタG。
これは比較的すんなり決まった。

プレオのグレード選択については、日頃運転するのは嫁さんという事を考えれば、7速SSなど無用の長物。で、欲しい装備が一番もれなく付いているのがネスタGだった。私はネスタに多用されていたメッキパーツがあまり好きではなかったが、

こんな風に

カラードバンパーガーニッシュカラードドアミラーカバーを付ければいい♪ 問題なし


価格的にはライフの方が安いが、プレオの乗り味の質感の高さはインパクトが強い。
ネスタのスタイルもだんだん気に入ってきたし、どちらかと言えばプレオが一歩リードか…

1月下旬、まずはホンダに攻撃をかける。
こちらの希望の数字をズバリ突きつけ、「OKなら決めます」と言う。セールス氏、「2月半ば頃まで時間を下さい…」との事。勿論異存はなし。

そしてスバルへ。
その話をすると、「もしホンダがそれを呑んだらうちは下ります」と、あっさり逃げ腰。これでは話が進まないので、ホンダの条件が出たら連絡する事にして保留とする。その後2週間ほどの間、無愛想で逃げ腰だと思っていたスバルのセールス氏から度々「ホンダの条件は出ましたか?」と電話が入る。その都度「まだです。クルマとしてはプレオの方が気に入ってるんで、ホンダに負けないように頑張って下さい」とハッパをかける。

2月半ば、ようやくホンダの条件が出る。
しかし…こちらの希望からは遠くかけ離れていた。これでは話にならない…ダメだった時に備えて考えていた妥協案を出し、「これで考えてみて下さい」と言っておく。

さて、そしてスバルへ。ホンダとの経緯を話すと、

「もしホンダがそれをOKしたら、うちはとてもかないませんね…」
と戦意喪失気味。
「本体価格はプレオの方が高いですから、同じにしろとは言いませんよ」
と私。
・・・この後、ある一つの数字(公にはできない…)を巡って丁々発止のやり取り・・・
その末に、
「ちょっと待って下さいよ…それだと結局幾ら引く事になるんかな…?
何かもう訳わかんなくなってきた…もう一度計算し直します。ちょっと待って下さい」

そう言い残して席を立ち、待つ事数分。セールス氏、視線を宙に泳がせながら戻ってきて、黙って見積書を差し出す。

そこには…
私の希望通りの数字があった!( ̄Σ ̄!)
あっ、やってくれるんですか?(内心ガッツポーズ)

「…てっちゃんさんの粘り勝ちですよ…さあ、決めましょう!」「いや、ちょっと待って下さい。一応嫁さんにも相談せんと…(嘘です。ライフの大ドンデン返しがあるかもと思ったのだ)」…と、契約を迫るセールス氏(当初の無愛想さからは想像できない熱烈さ)から何とか逃げて一旦帰宅。

嫁さんは大喜び。

一応ホンダに電話してみるが、「うちではとても無理です」とあっさり白旗。この後改めてスバルに出向き、最後の詰めにガソリン満タンとキーレスのスペアキー(嫁さんと私で共用するので)をゲットし、めでたく契約。2001年2月17日の事でした(この時のレポートも全国誌に投稿、掲載されました)。そして3月10日にわがネスタは私の家族の一員となりました…

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■プレオに乗ってみて■

プレオは走りに関しては未だに最新ライバルに遜色ないと思う。ライフに今イチ心が動かなかったのは、結局「ホンダDNA」があまり感じられなかったからだ。「コスト」という名の下に、妥協点があまりにも低すぎた。その点プレオ(と言うよりスバルのクルマ全て)からは

作り手の気持ちがしっかりと伝わってくる。

燃費が今イチだったり、パッケージングが中途半端で室内がやや狭かったり、灰皿やエコモード、フォグ、熱線のスイッチに照明がなかったりと、欠点も少なくないが、プライドを持って乗れる

所有する喜びを感じさせてくれる数少ない軽であると思う。

レガシィ、インプレッサ、フォレスターと続く「スバルDNA」は、このクルマにもしっかり受け継がれているのだ。

ファーストカーのビガーは既に12年。プレオが来てからというもの、ほとんど私の通勤専用車になってしまっているが、もう3年は乗るつもりである。今のところ候補として考えているのはスカイライン、レガシィB4、アコードユーロR、BMW3シリーズ、アルファ156というところ。3年後(すなわち来年の車検を受けて、その次の車検の前)自分が本当に乗りたいと思うクルマがあって、なおかつそれを現金で(住宅ローンがあるのでこれ以上ローンは組めない…)買えるだけの財力があれば買い替え、どちらか一つでも条件が整わなければもうビガーと心中する覚悟である。既に12年も乗ってて今更心中も何もないが…

いずれにせよ、プレオとも長い付き合いになる事は間違いない。9月にはもう一人家族が増える。これからもよろしく頼むぜ、プレオ!!

追記:
普段は無愛想だが契約を迫る時は熱烈な例のスバルのセールス氏からは、昨年嫁さんのお父さんがレガシィランカスターを買った。勿論私が代理交渉(趣味である)、公にできない数字をゲットし、またまた全国誌に載った。私、ホンダファンであると同時に完全なスバリスト…
追記:
2003年9月19日、新しい家族が誕生しました。
その名も「泰星(たいせい)」。
「星」という字をどうしても使いたくなったのです。
理由…?
「星」=スバル!
どうしてもクルマ関係から離れられない私って一体…
世界に一つだけの、輝く星となれ!(親バカ)


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